「楽譜Displayer」は、楽器演奏時の楽譜確認を小さい画面のスマホで行うためのアプリです。ピアノ演奏で補助者が楽譜本のページをめくるのを見たことがあります。このアプリはあたかも彼になり変わり、演奏の進行に合わせて楽譜の必要箇所を表示し続けます。あなたの演奏の助けになることを願っています。 このアプリにはその表示形式が3種類あります。 1つ目は「横スライド」です。五線譜が左へと流れていき常に現在の演奏箇所を表示します。 2つ目は「縦スライド」です。1つの指定範囲が画面横幅いっぱいに表示されます。時間経過とともに古い範囲が上に流れていき、新たな範囲が下から現われます。 3つ目は「縦スライド(縦)」です。これは基本的には2つ目の「縦スライド」と同様の挙動をしますが、表示自体が端末を立てた状態になります。これの利用は大きい画面の端末を想定しています。大きく表示することよりも多くの範囲数を表示させることを優先したいときに利用します。
有料版での機能
①複数タイトルの利用 無料版では同時に利用できる楽曲は1つに限られますが、有料版ではその制限が無くなります。
②縦スライド(縦)の利用 縦スライド(縦)が利用できます。
③リピート再生 同じパートを繰返し反復して練習するときのための機能です。 まず開始点と終了点を設定します。その上で再生すると終了点に達した時点で一定時間置いてすぐに開始点に戻り再生を始めます。
④再生タイミング設定 表示スピードはそれぞれの範囲に設定された演奏時間により決定されます。この演奏時間は手動でその時間を設定することになりますが、「再生タイミング設定」は具体的に時間値を設定するのではなく実際の曲再生に合わせて設定します。演奏の開始に合わせて、「Start」ボタンを押します。演奏が範囲の末端部に達したのに合わせて「Set」ボタンを押します。演奏の進行に合わせて順に全ての範囲の末端で「Set」ボタンを押し設定します。
⑤範囲の共有 もしグループで同じ楽曲の演奏をするなど同じ楽譜を利用する場合、一人が行った範囲指定作業によるデータを共有することができます。このことにより面倒である範囲の指定作業が不要になります。